今日は
WBCを見た後、新宿にでて、
中村屋のティーサロンでフルーツ白玉あんみつを食べ、新宿伊勢丹の2Fにオープンした
TAG LINEっていうショップを見てきました。GRVとかvisionairとかcolletteとかとコラボしてるナイスなショップ。どうせなら、BPQCのフロアにすれば良かったのにとも思ったりして。
晩御飯はとんかつ茶漬けの
すずや。なんか、新宿での晩御飯の3回に1回はすずやかも。大好きなんでいいのだけど。
southern fried records(ほぼ)オールカタログレビューはいよいよ佳境に入ってきました(って、まだ4分の1くらいだけど)
ECB24 リリースは2001年9月。
これをレコード屋の店頭で見たとき、ぶったまげたのは今でも覚えてます。
すでに当時、日本ではノリ君の大ヒットミックスCDシリーズの
spin out 2のオープニングに収録されてたこともあって、知名度は高かったボッサハウスの最高傑作bushesがまさか、あのsouthern friedからライセンスリリースされるなんて!
しかも、norman cook remixだと!
久々のジャケ付リリースでジャケットは目が覚めるような水色のジャケ。これ、たぶん、
classic盤のトーンを元にしたんだろうなあ。
とりわけ人気の高いderrick carterのthe first re-creationバージョンとnorman cook大先生のリミックスを収録したこの盤は相当ヒットしたらしく、リプレスが何度もされたこともあって、いまだにレコ屋の店頭にあったりもします。ちなみに渋谷のhmvにもあります。
イントロのトランペットとストリングスのあの軽やかなフレーズは両バージョンにもちろん採用。
キュートな女性ボーカルが歌うメロディとガットギターはそのままボサノバとして聞いても最高な曲。derrick carterはシカゴハウス的なミニマルなバックトラックで、静かにでもかっこよく決めてくる。これぞ部屋聞きボッサハウスの真骨頂でしょう。
一方のnorman cook大先生は、メロディやガットギターはそのままにより派手でファンキーに決めてきている。フロア栄えするアッパーハウスになっていて、様相は全然違う。
実は、このレコードECB24Pという型番で、
リミックス集のプロモ盤があるのはあまり知られていない話。日本には入ってきてたのかしら? ちなみに僕はsouthern friedからのリリースとは知らずに、ロンドンに旅行に行った時に、1枚2ポンドの山の中から拾い上げました。今回のレビューをするにあたって、調べて初めて気がついたので、激しくびっくり(笑)
で、このリミキサー陣、今見ると異常に豪華。freefoam fiveとrob melloとdoc martinなのだ。
2001年なんて、freefoam fiveにしても、rob melloにしても、今ほど知名度は高くなかったので、後から見るとびっくりするばかり。すげえな。doc martinはまあ、シカゴハウスの流れとしてわからなくもないけど。
freefoam fiveのミックスは3年後にリミックス盤が再リリースされたときに、fpmなどと一緒に収録されたのですが、3年たってるのに聞いた質感が変わらないのがおそろしいです。rob melloはここにしか収録されてないですが、やけにユーモラスなエレクトリックハウスに仕上がっていて、なんか、robのキャラクターが違う気が。
さらにはこのプロモ盤には、zero vault versionというライブテイクまで入ってて、これもweekendみたいなネオアコボッサですごくいい。
このテイクは、fpmのsound conciergeに収録されてますね。
いまだに超えられることのないボッサハウスの最高傑作bushesですので、まだ聞いたことのない方は、今すぐゲットってことで。
この記事を書くためにググってたら、
プロモビデオみつけたんだけど、これくだらなくていいね(笑)
MARKUS NIKOLAI / BUSHESMARKUS NIKOLAI / BUSHES (REMIXES)