週の途中での休日っていいもんですね。十年近く前に法律でごっそり月曜日にまとめられちゃったのは、あまり良くなかった気がするんだよなあ。だって、有給消化がしにくいじゃん。
kanyeのツアーDJをやったりもしてる、現代のトップターンテーブリスト
a-trak主催のレーベル
fool's goldからのリリース作です。ターンテーブリストなんていうと、もろにヒップホップな印象を受けると思いますが、a-trakの場合、hip hopというジャンルではかなりアングラ寄りなようで、最近はb-moreのシーンとも絡んでるし、ニューエレクトロ周辺にも目配せの効いてる人な模様。なので、レーベルのfool's goldもかなりヒップホップというコアはありつつも、面白い音楽を次々にリリースしてます。
この
jokers of the sceneもそんな2人組みユニット。フィジェットとニューエレクトロとb-moreの全部を混ぜてしまったような、ジャンルの境界線をぐらぐらと揺さぶる音楽になってます。
タイトルトラックの#A1は、驚きのゴジラネタ!と思ってたら、元ネタはそのゴジラを元ネタに使ったpharoahe monchの
simon saysとのこと(ややこしいな)。ラップ部分をけっこうそのまま使ってるので、ハードな印象です。って、よく考えたら、前にエントリにした
kazey & bulldogと同じネタじゃないか。そんなにこの曲、b-more界で人気なのか。
#A2と#B1のリミックスはよりハウス、テクノ方向に強化したリミックス。
で、びっくりなのが#B2。なんとsoul bossa novaネタ。これはヒップ! もっとあのフレーズを使ってほしい気もしつつ、好きな感じです。
この人達、最近、リミックスなんかも手がけ始めてるようなので、注目ですね。
JOKERS OF THE SCENE / Y' ALL KNOW THE NAME