いやはや、
diesel xxxのタイムテーブルがあがってきましたが、何これ!?
こんなクリエイティビティの無いタイムテーブル初めて見たよ。
2 many dj'sとhellとjames murphyの時間をかぶらせるセットって、何の意味があるんだよ。timmyとa trakとoptimoをかぶせる意味も分からん。っつうか、これじゃtimmy、賞味2時間くらいしか無いんじゃないの? そんなんで良いの? バカにしてるにもほどがある。
タイムテーブルもセットリストと同じで、クリエイティビティが要求されるというのがまざまざと分かりました。
でも、行くんだけどね。
前回のmachines don't care 関連というよりもherve関連で1枚。
mixmagのherveのmixcdで1曲目に収録されてたkiddaのアルバムです。
herveのmixで1曲目に入ってたunder the sunのherve remixがすばらしかったので、ちょっと気になって12インチあるのかなと思ったら、このアルバムにボーナストラックで収録ってことで、買ってみたのですが、原曲も含めてとてつもなく素晴らしいアルバムでした。
kiddaは元々catskillsからリリースしてたブレイクビーツ系アーティストで、fatboy slim大先生のremixベスト盤で、メガミックスを披露した縁でなのかどうなのかわからんけど、skint入りしたアーティスト。このkidda's fatboy bouillabaisseが、これまた、まさにごった煮状態でかっこよかったんで、まだ聞いてない人はどうにかして聞いてみるとよいです。
でもって、このアルバムが本当にとんでもないことになってる。
一言で言えば、the avaranchesとthe go teamを足して、halfbyを掛け合わしたような音。まさにブレイクビーツポップの金字塔。
the avaranchesが持ってた完成度とセンスのよさを持ちながらも、the go teamの勢いがあって、しかもhalfbyのポップミュージックとしてのキャッチーさがこのアルバムにはある。とんでもないことだ。
もう、正直、ipodは1週間くらいこのアルバムの専用機になってる。他に聞きたい音楽もあるのに、気がついたらこれを聞いてる。もしくは他のアルバムの合間にこれを聞いてる。
どういうことだ。
1曲1曲のお気に入りなんて、このアルバムでは意味がなさすぎるのだが、#1のstrong togetherからとんでもない歌モノ陽だまりブレイクビーツポップ。under the sunはpraise youばりのoriginalも負けていないが、これはherveのリミックスの方が好きかも。先行カットのvipはガキ声コーラスにラップなんていうキャッチー度高めなトラック。次のfeel too goodもヒップホップ的なタメとボコーダーボイスが楽しいし、いかんいかん、とにかく語り始めたら止まらない。
全編通じていえるのは、サンプリングの巧さとソングライティング力の高さ。まさに失われていたthe avaranchesの2ndアルバムと言ってもよいかもしれない。
ちなみにリミックスでは前述のherveのほかに、同じskintからdetboiが攻撃的なフィジェットハウスを、さらには親分midfield generalがものすごくモロなニューエレクトロサウンドを披露してます。
そんでもって、これが今のところ、日本のレコ屋でスルー状態なのが悲しすぎる。
まあ、under the sunの12インチがはいりはじめてるようなので、これから話題になるのかなあ。
まあね、今年の年間ベスト入りは確実なので、みんな買いましょうよ、これ。
KIDDA / GOING UP